(2)住まいのお金の話
①マイホームか家を借りるかの選択
マイホームは人生最大の買い物といっても過言ではありませんね。では、マイホームを持つのにどれだけの資金が必要なんで
しょうか?その前に、マイホームを購入した方が良いのか、賃貸で住み続けるのか悩むところですね。
ちなみに、スコティッシュファミリーは持ち家です。立てる前は県営住宅の3階に住んでました。その県営住宅は新築で最初
の入居でした。3LDKでサンルーム付きの集合住宅でした。申し分ない家でした。さて、なぜ、一軒家を建てたのか?という
と、父に聞いたその理由は・・・
①当初の賃料より年々上がり続け県営住宅としては高額になったこと、
②賃料を払い続けたあと何も残らない、
③父の趣味であるガーデニングができない これが一番大きな理由だそうです(笑)
マイホーム資金の準備についてはそれぞれ地域も個人的な事情もあり一概には言えないところがあるので、持ち家と賃貸のメリット・デメリッ
トについてまとめました。
持ち家VS借家
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持ち家 |
賃貸 |
メリット |
〇経済面 ・資産が残る ・住宅ローンの返済後は住居費の負担が少なくなる 〇精神面 ・夢のマイホームを手に入れたという満足感 ・自由に住宅設備や室内をリフォームできる ・老後の住まいを確保できるという安心感 ・社会的信用を得られる |
〇経済面 ・家族構成の変化に合わせて住まいを選択すれば、ムダな住居費の支出が抑えられる ・建物や住宅設備の劣化にともなうリフォーム費用等維持費の負担が少ない 〇精神面 ・ライフスタイルの変化に合わせて自由に住み替えることができる ・地震や災害による損失などを考えなくてよいので精神的に楽である |
デメリット |
〇経済面 ・メンテナンスなど予想外の出費がかかる場合がある ・変動金利の場合、金利上昇によってローンの返済額が増える ・土地や建物の資産価値が下がり売却してもローンが残る場合がある 〇精神面 ・ライフスタイルの変化に対応した住み替えが難しい ・住宅ローンを長い間返済しなければならないというプレッシャーがある |
〇経済面 ・将来のインフレによって家賃が増加する可能性がある ・一生家賃を払い続ける必要がある ・同じ広さ、設備お物件を比較するとローンの返済額よりも家賃の方が高くなる場合が多い 〇精神面 ・家賃を払い続けても自分の資産にならないという損した気持ち ・自由な間取りを設計できない ・間取りの広い賃貸物件が少ない ・自由に住宅設備や室内をリフォームできない ・老後の住まいの確保についての不安 |
私の父が一軒家を建てた理由にもあった通り当時の毎月のローンの返済額と家賃がほぼ同じ額でした。
つまり、表にある通りマイホームのローン返済後は毎月の返済額はない上に資産が残る点が父の判断の根拠になってます。
ただし、マイホームを持つとローンの返済だけでなく固定資産税がかかることと我が家は築25年であちこち補修費がかかってくることを忘れずに。
表にもある通り、父は転勤がない職場なのでマイホームを建てた理湯にもなると思います。
②物件のタイプはマンションか一戸建て どっちが有利?
スコティッシュファミリーは庭付きの一戸建て住宅です。その大きな理由はバラ好きな父が庭にバラを植えたかったからです。
スコティッシュファミリーのローズガーデンをぜひ覗いてみてくださいね。バラが好きで庭付きの一戸建てにした大きな理由です。
マンションVS一戸建て
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マンション |
一戸建て |
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・将来の修繕計画などが比較的しっかりしている ・空き巣や放火などの防犯(セキュリティ)面での優位性が高い ・保温面、日照面、害虫面などで一戸建てよりも優位性がある場合が多い ・近所付き合いなどを積極的にすることで、他の居住者と生活面での協力をしやすい |
・管理費や修繕積立金、駐車場代(または、駐車場管理費)などがかからない ・築年数が経過しても土地部分の価値があるため資産価値はそれなりに残る ・管理組合などへの参加義務がない ・一戸の家としての独立性が高いのでプライバシー面で優位性がある ・隣家と離れているほど騒音面で神経質になる必要がない ・比較的自由に増築や建て替えができる |
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・管理費や修繕積立金、駐車場代(または駐車場管理費)などの負担が必要 ・将来の資産価値は立地にもよるが一戸建てに比べるとあまり期待できない ・騒音を出したり、出されたりした際に、一戸建てよりも気遣いなどが必要 ・管理組合などへの参加義務がある |
・駅から比較的近いエリアの同じ立地条件だとマンションよりも物件価格が高くなる傾向がある ・将来の修繕費を自分で貯めなければならない ・空き巣や放火などの防犯(セキュリティ)面を意識する必要がある ・保温面、日照面、害虫面などで優位性に劣る場合がある |
マンションにするか一戸建てにするかは上記のメリット・デメリットを勘案して決めるのがベストだと思います。
但し、マンションを購入する際には耐震性などの性能を見極める必要があります。日本は地震の多い国で、大地震の経験にともない耐震基準が見直されてきました。特に1981年の見直しによりそれ以前は旧耐震、それ以降を新耐震と呼んでいます。中古住宅を購入する際は建築年月によって適用される制度が異なるので注意が必要です。
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