1)簡単家計簿で収支を把握する

日ごろ家計簿をつけていない場合は家計の収支を把握できません。

まずは、「簡単家計簿」を使って自分の家族の収支を把握しましょう。

簡単家計簿では1か月の収支と年間の収支を同時に整理できるようになっています。

    簡単家計簿はこちらからダウンロードできます。

 これは、私が取得したマネーライフプランナーのキャリカレ講座で使用したものです。

①収入を入力する

収入の欄に夫婦の月の手取り額を入力します。次にボーナス欄に年間の手取り額を入力します。入力が終わると年間の収入欄に金額が自動入力されます。

これで収入が把握できました。

    ②支出を入力する

      ここでは、毎月必要な費用と一時的に必要な金額を分けて計算することで、1年間に必要なお金を整理できます

      毎月必要なお金とは・・・基本的な生活費(食費、水道光熱費、通信費、交通費、被服費、家事用品費等)、住居費(住宅ローン、家賃)、教育費、お小遣いなど

  一時的に必要なお金とは・・・自動車税、友人等の結婚祝い、病気の治療費など

  基本的に毎月発生しているお金と一時的に発生するお金を分けて入力するということで、あまり細かく分けすぎると逆にわかりづらくなるので注意してくださいね。

 ここまで入力すると、月間の支出金額と年間の支出金額が自動入力されます。

 

ここまで入力した収入と支出から次の、月間貯蓄可能額及び年間貯蓄可能額が産出されます。

その横に、実際の年間貯蓄額が入ると、年間の使途不明金が計算されます。

 

 使途不明金ってもし会社だったら大変なお金ですよね。でも家計費の中ではとても大切な

ことですよ。

 次にこの使途不明金の使い道について明らかにしましょう。

③家計管理の考え方を変える

  一般的に家計簿をつけるというと概念は何にお金を使っているかを把握して毎月の予算内に支出を抑え少しでも貯金に回すと 

 いうことでしたが、マネーライフプランにおいては次のように意味が違います

 〇人生の夢や目標を実現するために家計管理を行う

 〇家族のライフプランを実現するために将来の収入や支出と資産・負債のバランスを考えながら家計を管理する

 〇収入・支出、資産・負債を把握できる仕組みを作る

 

 家計(収入と支出)を管理すること自体は同じことですが、最終的な目的がライフプランとマネープラン作りの第一歩となります。