6.資産の維持と運用の話
ここからは資産運用に話題を移して行きます。
最近では国を挙げて貯蓄から資産運用って言ってますよね。
岸田政権に変わってからも皆さんご存知だと思いますが、
ニュースとかでもよく取り上げられていますからね。
そうです何とか倍増プランというプランです。
まずは資産倍増プランというのは、資産運用などをしてお金を増やして行きましょうという考え方です。
もう一つ所得倍増プランは、
最近では副業なども解禁されてきていかすが、
所得を増やして行きましょうという考え方です。
この二つを総称して資産所得倍増プランといいますね。
つまり今、国の方針として挙げているのは、
資産運用をしてお金を増やしていくことに加えて、
副業あるいはスキルアップして所得を増やしていこうという、
両方することが大切ですよというようなプランを勧めています。
では、どうして資産運用なのかというと・・・
(1)資産を増やすには貯蓄だけでは難しい時代
その一は、貯蓄だけでは難しい時代だからですよと言ってます。
では、貯蓄だけでは難しい理由とは・・・超低金利時代なんですね。
例えば大手銀行でも地元の銀行でもネット銀行でも普通預金の金利は0.〇%です。
0.〇%の世界で争っているので利用者からするとどこに預けても一緒だよねと言うような考え方です。
(2)超低金利時代
普通預金の金利が低いというのは、
今に始まった話ではありませんが、
最近では定期預金の金利も軒並み下がってます。
さらに、私たち職場の財形などの金利も軒並み下がってます。
でも、預貯金の金利については低いなあと思っていても普段は気にしない人が多いと思います。
自分が預けている銀行、農協、
職場の財形について今一度最新のものを調べてみてください、
思ったより低くなっていることに改めて気づくと思います。
(3)物価の上昇
さて、貯蓄でお金が増えないだけならまだしも、
お金で買うものやサービスの値段は年々上がってきてます。
これを物価の上昇と言います。
ロシアのウクライナ侵攻以降、
ニュースでエネルギー関係や食品などなどたくさん値上げの報道をされてました。
また、物の値段だけではなくサービス例えば、
ディズニーランドのワンデーパスポートとか、
高速道路の料金とか、
こういう利用料金なども年々上がって行く傾向にあります。
2022年、食品の値上げ品目数、どれぐらいあったかご存知ですか?
そう2万品目です。
なんと一年間だけで、
しかも食品だけで2万品目の値段が上がったんです。
ではどれぐらい上がったのか、何パーセントぐらい上がったのか、
なんとなくいつも買ってるやつの値段上がったなあ~ってなんとなく思う人いるかも知れませんが、
加工食品だけで16%値上げになっています。
お酒15%です。調味料も15%上がってます。
このように食品の値段だけでもかなり上がっています。
平均すると14%です。2022年はロシアウクライナ問題とかコロナウイルスとか様々な問題が交差したので、
非常に値上げ品目が多かった年です。
ではこの物価の上昇が私たちの家計にどんな影響を及ぼしたのか触れていきたいと思います。
物の値段が上がっていくと、お金の価値は下がっていきます。
例えばここに100万円あると仮定します、
100万円っていうのは、
今日も5年後も10年後も100万円ですが、
もし世の中の物の値段が上がっていくとすると、
同じ100万円でも買えるものがどんどん減っていくことになるので、
100万円の価値っていうのが下がってるわけです。
では、具体的にいくらぐらいいなのかという数字でお伝えして行きます。
たとえば物の値段が今後1%ずつ上がっていくとすると20年後には
100万円の価値はなんと83万円相当になります。
もし2%ずつ上がっていくと、100万円の価値は67万円相当になります。
3%ずつ上がっていくと、100万円の価値は半分の50万円相当になります。
このように物の値段が上がっていくということは、私たちのお金の価値が下がっていくことになります。
そうなると2022年は食品だけだ14%も上がったわけです。
ゾッとしますよね。
2023年もまだまだ上げって行ってますが、
では今後はどれぐらい上がっていくのかっていうところも気になると思います。
正直言って、未来の事はわからないです。
日銀が物価上昇政策指数という目標設定していますが、それによると2%とのことです。
ということは、
先ほど私たちのお金は銀行預金で2%の金利はつかないわけなので、
何もしてないお金の価値というのは、
毎年2%相当の価値が減っていることになります。
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